アメリカ高校留学では「時間割は自分で決める」がスタンダード
アメリカの高校と日本の高校の大きな違いとして「受けたい授業を自分で決める」という点が挙げられます。
日本の高校では、1週間単位で時間割があらかじめ決まっていますが、アメリカの高校では生徒自身が科目の中から自分がとりたい教科を選び、自由に時間割を組んでいきます。
授業ごとに教室、同級生の顔ぶれ、先生も替わります。席も決まっておらず、おのおのが空いている好きな席に座ります。
科目は、卒業までに必ずとる必要がある必須科目と、自由に選べる選択科目に分かれています。
大抵の高校では、英語・数学・理科・歴史・芸術・外国語を必須科目としていますが、留学生に対しては外国語の必修は免除されています。留学生にとっては英語がすでに外国語であることも多いですからね。
ただし、必須でなくとも選択科目として授業を受けることができるため、英語以外にもう1ヶ国語の習得にチャレンジし、母国語と合わせてトリリンガルを目指す生徒もいます。
ほかにもコンピューターやボランティア、インターンシップを必須科目にするなど、学校によって若干の違いが出ます。
選択教科は、その学校にある科目の中から生徒が自由に選ぶことができます。
ボーディングスクールの科目は非常にバラエティに富んでいます。
経済学や環境学、ジャーナリズムや社会福祉など、日本では専門学校で学ぶような科目が充実しており、また日本と違って1つの高校で複数の専門分野を学べるのは、日本ではまず望めない環境でしょう。
時間割を組むときは、アカデミック・アドバイザーという先生の指導と助言をもらい、相談しながら進めることになります。
特に、自分が何について学びたいのか見えないときには、心強い存在となってくれるでしょう。
科目にはそれぞれレベルが設定されており、上級レベルを履修するには、下位レベルの教科をあらかじめ修める必要があります。
自分が最終的にとりたい科目を修めるためにも、アカデミック・アドバイザーとよく相談しながら、計画的に時間割を組んでいくことが大切です。
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