アメリカでの高校留学ではこんな授業がおこなわれます
アメリカへ高校留学ではどんな授業が待っているか。とても気になるところですよね。
日本の授業では先生の講義を一方的に聞く、もしくはノートに書き取るという内容が一般的ですが、アメリカの授業は生徒同士が意見を交わす「ディスカッション形式」でおこなわれるのが一般的です。
アメリカへ高校留学した生徒にアメリカと日本の高校で1番違うところはと尋ねると、必ず「ディスカッション形式での授業」が出てきます。
大きな円状のテーブル(Harkness Table)を囲んでの授業風景も、ボーディングスクールではよく見られる光景です。
先生を含めクラス全員で輪をつくり、和気あいあいとした雰囲気の中、生徒それぞれが自分の意見を出し合っていきます。
ボーディングスクールの授業では、つねに自分の意見を持ち、かつその意見を積極的に発信することが求められますが、これは「自分の意見を持つこと」をアメリカでは重要視されているからに他なりません。
さらに、クラスメイトが持つさまざまな意見に耳を傾け、ときに意見や反論を述べる・聞くことで一人ひとりの違いを認め合い、相互理解を深めることが、社会に出るうえでとても大切な能力とも考えられています。
ディスカッション形式と並ぶもう1つの大きな違いは「少人数制」という点です。
大抵のクラスは10人前後、多くとも20人を超えることはほぼありません。クラスによっては生徒数が5人程度ということも珍しくありません。
この少人数制での授業も、ボーディングスクールならではの大きな特徴です。
ディスカッション形式の授業は、日本人にとって馴染みがなく、慣れるまで時間がかかるかもしれません。
しかし、ディスカッションに参加しないと、授業内容を理解していないと評価されてしまいかねません。
たとえ拙い英語であっても、身振り手振りを交えれば大抵の場合は意志疎通が可能です。英語に自信がないからと物怖じしないで、積極的にディスカッションに参加しましょう。それが結果として、英語力を鍛えることになり、また高評価にもつながります。
慣れないことに積極的に挑戦していく姿を見せることで、現地の同級生やほかの留学生からも認められ、たくさんの友人を得ることができるでしょう。
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