アメリカ高校留学の成績こんなふうにつけられます
アメリカの多くの高校は、ABCDEの5段階で成績がつけられます。
このアルファベットを数字の数字の0~5に換算(Grade Point)して平均値を出したものが「Grade Point Average」通称GPA(ジーピーエー)です。
アメリカの高校ではGPAが非常に重視されていて、GPAが大学への進学に大きく関わってきます。
GPAはテストの成績だけでなく、授業態度やディスカッションへの積極性、レポートの完成度などの要素を加味してつけられます。
外国人留学生に対しては、特に環境に順応するための努力や授業に取り組み姿勢・積極性が重視される傾向が強くなります。
成績表には5段階評価のほか、科目ごとに先生のコメントがつきます。このコメントがかなり詳しく書かれているため、保護者の方にも学習状況がかなり具体的に伝わります。
GPAは『履修した科目のGrade Point×それぞれの科目の単位数の合計÷総単位数』という計算式で算出され、オールAをとったときのGPAは4.0となります。
GPAが3.5以上あれば、大抵の高校で成績優秀な生徒に分類されます。
反対に、成績の悪い生徒(だいたいGPAが2.0以下)には警告書が発行されます。それでも成績に改善が見られないと、わりとあっさりと退学を勧告されます。
アメリカのボーディングスクールでは、授業についていけない生徒のために充実したサポート体制を敷いています。
相談すれば、先生やクラスメイトも親身になって相談に乗ってくれるでしょう。
授業に多少ついていけなくとも、前向きな姿勢と積極性が見えれば、クラスメイトや先生は必ず助けてくれます。
反対に、成績が悪いにも関わらず改善の意志が見えない生徒に対しては、かなりドライな判断を下すのもボーディングスクールです。
アメリカの高校は、成績にはとてもシビアだということを覚えておいてください。
上でも少し触れましたが、大学進学のさいに最も重要視されるのがGPAです。
名門大学へ出願する生徒の大部分は、GPAが4.0以上の成績優秀な生徒です。
高校で優秀な成績を残すことが、よりレベルの高い大学への進学につながるのは、アメリカでも日本でも同じですね。
アメリカの高校を卒業し、かつアメリカでの大学進学を目指すなら、高校での成績を少しでも上げる努力が必要不可欠です。
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