コラム
  • アメリカへの高校留学 2018.08.21

アメリカでの高校留学生活を終えたあとの進路

アメリカ高校留学の第一目標はもちろん「アメリカの高校を卒業する」ことです。
では、卒業した後はどうするのでしょうか?
多くの留学生は、アメリカの高校卒業後は大学進学という進路を選択します。
このとき選択を迫られるのが、そのままアメリカに残って大学に入るのか、それとも帰国して日本の大学に進むのかということです。
中には、どちらも選ばずカナダやヨーロッパなど、あえて新天地での大学進学を希望する留学生もいます。ただ、これはレアなケースで、ほとんどはアメリカか日本いずれかの大学への進学になるでしょう。
アメリカの大学に進学する場合、5~6月に高校を卒業して、同年9月に大学へ入学となります。
高校を卒業する頃にはアメリカでの生活にもすっかり慣れているはず。進学準備もやることは周りの同級生と同じなので、それほど難しく考える必要もないでしょう。
おおくのボーディングスクールでは、日本の高校2年にあたる11年生から、大学進学に向けた進路指導が始まります。
アメリカのボーディングスクールはほとんどが大学進学校なので、進路指導はかなりしっかりおこなわれます。
進路指導のさいには、進路指導専門カウンセラーであるガイダンスカウンセラーが生徒一人ひとりと定期的に面談し、進路についての指導やアドバイスをしてくれます。
ボーディングスクールは経験豊富なカウンセラー揃い。自分の進路についてしっかりと相談し、カウンセラーと二人三脚で、本当に進みたい進路を探し出してほしいと思います。
アメリカの高校に2年以上在籍して卒業した後に日本の大学へ進学する場合、「帰国子女枠」か「一般受験枠」で受験することになります。
従来ならアメリカで高校を卒業した翌年4月の入学になりますが、最近は秋入学を認めている大学も増えているため、帰国後すぐに大学へ通いたければ、秋入学が可能な大学から進学先を選ぶことになります。
入試の内容も多様化し、書類審査や面接を取り入れる、アメリカの高校生が受けるSAT®というテストを審査基準の1つとするなど、学校によってさまざまです。
秋入学を希望するのであれば、志望校がどんな入試内容になっているか事前のリサーチをしておいたほうがいいでしょう。
一般入試による進学を目指す場合、現代文や日本史など、アメリカの高校で学ばなかった科目もあるので、高校生のうちから夏休みや冬休みに帰国し、予備校に通うなどの対策が必要です。
いずれにしても「アメリカと日本どちらで進学するほうが自分にとってプラスになるか」をしっかり考えたうえで進路を決定することが1番大切なことです。


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