コラム
  • アイルランドへの高校留学 2017.03.3

高校留学先として高い魅力のあるアイルランド

アイルランドは語学留学先としては日本ではあまり知られていませんが、高い魅力がある地域です。気候も冬は日本と同程度で夏は涼しく、高校留学には最適な環境を持っています。また、治安がよいことも魅力の1つとして上げることができます。

語学留学先にアイルランドを選ぶ人はまだまだ少数ですが、美しい自然と歴史ある街並みを持ち、夏が涼しく梅雨が無いなど、気候面においても勉強をするには良い環境を持っています。また、留学生の受入れ体制がしっかりしており、隣のイギリスに比べて物価も安いことから最近では人気の地域の1つになっています。英語はゲール語に次ぎ第二公用語となっていますが、ほとんどのアイルランド人は英語を使用しており、日本人に合うことも非常に少ないために学ぶのには最適な環境となります。
高校留学に関しては国の制度改正が行われたこともあり、現在、公立高校への正規留学は難しい面がありますが、多くの私立学校が存在しており、ここでは多彩な内容の授業を受けることができます。特徴としては、高校自体の規模が400名～500名程度と小規模なことがあり、クラスも20人程度で1クラスとなります。滞在に関してはホームステイ、学生寮など高校によっても違いがあり、学生寮の方が少し割高な傾向があります。
高校には多くの場合、英語補助クラスが設けられており、入学後に英語の勉強と普通の授業を受けることができます。また、通常の授業においても英語力に合わせた内容が用意されているために、安心して高校留学をすることができます。
アイルランドでは日本と同じように3学期制が採用されていますが、異なる点は、期末ごとの休暇の他に、クリスマス、イースター休暇など長い休みが設けてあることです。授業においても月曜日から金曜日までの午前9時から午後4時までが一般的であり、1コマ時間も35分～45分と短いのが特徴です。授業を受ける際の注意点としては遅刻や欠席が厳禁なことがあり、休憩時間も少ないために教室移動などでは遅れないようにする必要があります。
高校留学に必要な費用は、私立高校の場合、250万円～450万円程度が相場となっています。ただし、ここでの金額は学費や滞在費が含まれているものの地域や高校によって異なることになり、事前に確認をすることが大切になります。

アイルランドは日本人が少ないこともあり、日本語から離れて勉強をしたい人にとってはおすすめの国の1つです。留学には学校手配を含めて様々な手続きが必要になりますが、安心して行くためにはサポート体制が整ったエージェントを選ぶことがポイントになり、事前にカウンセリングを受けることも大切になります。

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