高校留学に適した環境を持つアイルランド
当社では現在、12ヵ国を語学留学先に設けサービスの提供をしています。対象としては4つの語学コースがあり、アイルランドは英語圏の1国となります。自然が美しく治安が良いことから高校留学には適しており、ここでは、学校生活を含め国の概要を紹介します。
アイルランドは日本と同じ島国であり、約400万人強の人々が暮らしています。気候は、夏の平均気温が14~16度と非常に涼しく、冬はメキシコ湾流の影響で4~7度程度と比較的穏やかな特徴を持ちます。年間を通じては天候が変わりやすく雨が多いものの日本の梅雨のように降り続くことはなく、積雪もほとんどありません。日本との時差はマイナス9時間あり、3月~10月のサマータイム時期に限り8時間の開きがあります。
主な都市としては、首都ダブリンをはじめ、コーク、ゴールウェイ、キルケニー、リムリックがあります。言語は、公式には第一公用語がゲール語、第二公用語が英語になっているものの、ほとんどの人が英語を話しており、日本人も非常に少ないことから、日本語から完全に離れた環境での語学留学を希望する人にはお勧めの国になります。
アイルランドへの高校留学には公立高校と私立高校の2つがあります。まず、公立は制度改正後は正規留学が難しくなっており、選択幅を求める場合には私立を選ぶことになります。私立は400名~500名程度の小規模の場合が多く、クラス人数20名前後と、日本に比べ少人数での学習方法が用いられています。
実際の授業に関しては、多くの高校では留学生のために英語補講クラスを設けているために、英語の勉強と通常の授業を併行して受けることができます。通常の授業では生徒の英語力に応じて、美術や体育、数学、その他のクラスを受講するようになり、高校留学の場合、スムーズに授業についていくためには、新学期となる9月までの期間を利用して英語研修を行うのが適した方法の1つとなります。ほとんどの学校が3学期制を採用しており、一般的には、月曜日~金曜日の午前9時~午後4時までの授業、学期末、クリスマス、イースター休暇などの長期休暇が設けられています。
滞在においてはホームステイか学生寮を利用することになります。気になる費用は、私立の場合では学費・滞在費を含む年間費用として250万円~450万円程度かかり、物価面においては日本と比較して高いために小遣い等には注意が必要になります。
アイルランドは、語学留学の他にも、美しい自然や歴史など多くの魅力があります。また、国民性も穏やかで親切なイメージがあります。当社では出発前から留学中、帰国後に至るまでトータル的なサービスを提供しており、不安を感じる保護者に対しても様々な面からサポートを行っています。
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