アメリカ高校留学。「交換留学」と「ディプロマ留学」
交換留学は国際交流が目的で期間は1年間、交換留学中の授業料や滞在費は無料となります。アメリカでは一般の家庭にホームステイしながら公立高校に通うことになります。
交換留学の1番の目的は、アメリカの高校生との学校生活を通じて、互いの文化へ理解を深め、日本とアメリカの架け橋となることです。
留学期間は1年(実質10ヶ月)と定められており、アメリカで高校を卒業することはできません。
また、留学先となる高校の選定は、交換留学を取り扱う団体が行い、自分で選択することはできません。
交換留学中は、ホストファミリーや学校の友人・同級生とイベントやクラブ活動、パーティーなどを通して交流を深め、互いの文化への相互理解を深める活動が多くなります。
留学とはいっても、必ずしも「勉強中心」でないのが交換留学の特徴ともいえます。
それに対し、アメリカで高校を卒業することを目的とするのが「ディプロマ留学」です。
ディプロマとは「卒業証書」のことで、一般的には日本の中学を卒業した後、同年10月にアメリカの高校に10年生として入学し、3年間で卒業します。
公立高校への留学は1年間と決められているため、ディプロマ留学での留学先は私立高校になります。
私立高校には通学制の「デイスクール」と寮制の「ボーディングスクール」がありますが、基本的には教員やスタッフが一緒に生活するボーディングスクールへの留学をおすすめしています。
アメリカの私立高校はほとんどが大学進学校です。特にボーディングスクールでは、教員やスタッフと過ごす時間が長くなるため、大学進学を目指すのに最適な環境といえます。
文化交流が大きな目的となる交換留学と違い、高校生活は勉強が中心となります。
ボーディングスクールでの生活はいたってシンプル。寮と教室、図書館、スポーツ施設などがあるキャンパス内での生活が中心となるでしょう。
大きな目的が大学進学ということもあり、勉強に力を入れるのはもちろんですが、アメリカの私立高校では勉強のほかにスポーツや芸術にも力を入れていることがほとんどです。
そのため、放課後はクラブ活動で汗を流す。芸術に触れるなど、アメリカの高校ならではの「放課後の楽しみ方」を満喫できるでしょう。
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